2011年08月26日

国内紛争は地球の気候と関係している

昨日のNatureにあった論文。ざっと斜め読み。

Civil conflicts are associated with the global climate. Solomon M. Hsiang, Kyle C. Meng & Mark A. Cane. Nature. 476, 438–441 doi:10.1038/nature10311

気候変動で紛争が説明できるというのには驚いた。図を見る限り確かに上手く説明できているように見える。要旨の最後に書いてあるように、地球が平和なのは、気候が安定に保たれているからというのにはこの論文を読んだ後だと説得力があるように思う。ではなぜ気候と関係しているのか。著者らは本文中で、特に気候変動と大きな相関のあった低所得国に関して、三つの仮説を立てている。

1. 国民が低所得だから強く応答している。
2. 気候変動に敏感だから低所得。
3. 単に相関があるだけで因果はない。別な要因で二つが相関しているように見える。

この中でありえそうなのは2.らしい。理由は、農業に投資する前に気候変動が起こり(そしてたぶんそのせいで農作物が出来なくなる)、それによって紛争が起こるため経済が悪化するためらしい。勘違いしているかもしれないから後でもちゃんと読もう。
ラベル:統計学
posted by しばきん at 16:42| 神奈川 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 研究生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
農作物に影響がある→紛争が起こる

これ結構飛躍してると思うけど、間の課程とか書いてないの?自分としては、紛争の多くの原因は政治・宗教がらみだと思っているからそこが気になる。自宅からだとNatureは購入しないと読めない。。。

逆に、
紛争多発地帯→経済・技術育たない→環境対策できない+農業が主産業→環境への影響大
って流れも考えられると思うけど。

よければ、PDFください。
Posted by NISHI at 2011年08月26日 17:49
いやいやもちろんその間も書いてるよ!斜め読みだったから深く読まずにレビューしただけ。
Posted by しばきん at 2011年08月27日 14:24
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